旧試験型勉強で正解(^o^)/

司法試験 採点実感等に関する意見
http://www.moj.go.jp/content/001130132.pdf
>本年の問題においても,事案を正確に読んでいるか,憲法上の問題を的確に発見しているか,その上で,関係する条文,判例憲法上の基本的な理論を正確に理解しているか,さらに,実務家として必要とされる法的思考及び法的論述ができているかということに重点を置いて採点した。
>……他方で,問題に記載されている事実を正確に把握せず,あるいは,原告・被告それぞれに都合の良い事実のみを取り上げる答案や,問題となっている規制の合憲性・違憲性を審査する基準(以下「審査基準」という。)の内容に誤りや不正確な点がある答案,さらには,審査基準に関するパターン化した表面的な論証に終始したり,職業の自由の規制の合憲性をめぐる判例の変化に注意を払わず,安易に従前の特定の判例の考え方に引き付けて論証している答案には,厳しい評価をせざるを得なかった。

 引用したのは公法系だけですが,司法試験の求める実務家法学は,旧試験と何ら変わっておらず*1,亡父ハスカップ日記のとおりの基本書選択と答練と判例百選そして基本書の体系的精読が求められていました。ヾ(〃^∇^)ノわぁい♪ クリームスキミング(ええとこどり)の戒めや重要判例の変遷看過まで採点者が雑感で語るなんて,かえって自分の勉強方法に自信が付きました。m(_ _)m多謝!
*本年度の判検事採用状況w(゚o゚)w

東大17人、京大・慶大16人…新判事補101人を採用
http://www.sankei.com/affairs/news/141224/afr1412240023-n1.html
>101人の年齢は23〜34歳で平均26・24歳。うち女性は29人で、全裁判官のうち女性裁判官は19・49%に当たる731人となる。
>出身法科大学院は18校で、最多の東大が17人、次いで京大と慶応大が各16人、中央大と早稲田大が各8人、一橋大6人などの順になった。法科大学院を修了しなくても司法試験の受験資格が得られる予備試験の合格者は12人だった。

第67期検事任官者について
http://www.moj.go.jp/jinji/shomu/jinji03_00022.html

1 任官者の動向(本年12月18日付け)
(1) 任官者数 74人
※47期(平成7年)〜 56期(平成15年)合計741人(平均74.1人)
 57期(平成16年)〜66期(平成25年)合計839人(平均83.9人)
(2) 女性の任官者数 29人
   任官者に占める女性の割合 39%
※47期(平成7年)〜56期(平成15年)合計158人(平均15.8人)
 57期(平成16年)〜66期(平成25年)合計276人(平均27.6人)
(3) 法科大学院等別任官者数 [PDF]
2 任官者の平均年齢等(任官日現在)
(1) 平均年齢 26.8歳(うち女性26.6歳)
※ 66期 27.2歳(うち女性27.3歳)
(2) 最高齢者33歳,最年少者23歳
第67期検事任官者(法科大学院等別任官者数)
http://www.moj.go.jp/content/001130139.pdf

 亡父の時代は,東大・中央・早稲田の御三家で,司法試験も判検事採用も競い合い,その他は泡沫政党並み人数だったらすいが,今や時代は慶應が三強進出で早稲田の凋落が著しいとは,司法試験早慶戦雀教授が公然と語り合うようです。医学部には早慶戦がないですけどね(爆。

*1:「なんぼ司法試験が易しくなったと言うたって,採点者は全員旧司法試験組だし,学者じゃあらへんで実務家に必要な法的知識や法的論理思考は変わるわけないやろ」というキメイラおじ様の箴言どおりですたm(_ _)m