デマが先行して感染拡大

 インターネットで流通する情報の危うさが露呈したような。一人一人の社会常識とリテラシ*1が問われます。

口蹄疫問題、ネットで“炎上” 赤松農水相に批判 「報道統制」のデマも (1/2ページ) 2010.5.12 22:44
http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/100512/dst1005122246004-n1.htm
>宮崎県で口蹄(こうてい)疫の疑いがある牛や豚が相次いで確認、殺処分されている問題で、赤松広隆農林水産相をはじめとする政府の対応が遅いとする批判が、ミニブログツイッター」などを中心にネット上にあふれ、“炎上”している。酪農家の悲嘆を伝える映像や、支援するための情報がネットの口コミで広がる一方、過激な批判や、「報道統制が行われている」といった誤情報も広まっており、ネットの利点と危うさが共存する展開となっている。

 人は見たいものを見たいように見てしまうそそかっしさがあります(各種デマや流言飛語の研究参照*2 *3 )。都合いい「論拠」や「典拠」を切り貼りしてまで自説を補強する誤った自尊心*4もあります。「これを自戒しないとマトモな社会人になれない。」(by パパリン)のですから,関係各位の自戒を促したいと思います。まずは確実な論拠による客観的事実の認定が先で,それから評価でしょう。