カルキュレイテッド・リスク

口蹄疫、種牛処分回避 農水副大臣「示しつかぬ」 2010/5/24 1:02
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819695E0E1E2E0998DE0E1E2E7E0E2E3E29191E3E2E2E2;at=ALL
東国原英夫知事が県産ブランドの種牛49頭の殺処分を回避し、経過観察に移す特例措置を国に求める意向を示したことに対し、現地対策本部長の山田正彦農林水産副大臣は23日「(49頭は)本来すでに処分されていなければおかしい牛だ。処分しないとほかの農家に示しがつかない」と改めて否定的な考えを示した。

 パパリンが生きていたら,お得意のグリッドコンピュータ*1に多変量解析ソフトを走らせて,最適解を導き出していただろうか? 良種の保存と防疫の二項対立(コンフリクト/アンビバレント*2 )のように一見して見えるけど,防疫先例の将来効のリスク,諸外国の先例分析の偏差なんかも変量要素に入れるだろうから,国内国外のリアクションも入れたら,回帰分析で多変量解析かなぁ。計量経済学まで駆使していくら計算しても所詮はリスク最少予測に過ぎないけど,政治家の思い付きや面子で突っ走るより,かなりマシだと思うんだけど,それにしても(以下略。

*1:盟友のキメイラおじ様の設計と実装。参考;http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%89%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BF

*2:トレード・オフと見たい人は見るかもしれないけど,多分それは間違いで思考の節約単純化で国民受けはするだろうけどね(以下略