検証と人心一新

最高検検証】「村木氏検挙が最低限の使命」 再発防止策で特捜可視化に言及 (1/3ページ)2010.12.24 14:32
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/101224/crm1012241435022-n1.htm
>村木元局長の検挙を最低限の使命として捜査を進めた結果、消極証拠のフロッピーディスク(FD)を軽視し、最終的にFDデータの改竄に至ったなどと問題点を指摘。供述を誘導する取り調べがあったとした上で、再発防止策として、特捜部の担当事件について取り調べの一部録音・録画(可視化)を試行することなどを盛り込んだ。
>大林宏検事総長引責辞任にまで発展した検察史上最悪の不祥事に対し、最高検は「すべての検察官が自己の問題として受け止めることなくして、国民の検察に対する信頼を回復することはできない」との決意を表明した。

大林検事総長:辞任24日決定 危機、ツートップで打開へ
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20101224k0000m040102000c.html
>検察トップの大林宏・検事総長(63)の辞任が24日午前、閣議で正式決定される。任期を1年半残した異例の人事で、後任は東京地検特捜部長経験者としては17年ぶりとなる笠間治雄・東京高検検事長(62)。
>赤レンガ派と現場派は捜査方針を巡り時に対立してきた。しかし、ある検察OBは「今回の人事はワンセット。検察改革を主導する最高検を最強布陣にするにはどうしたらいいか考えた結果だ」と解説した。特捜を知り尽くし、現場の信頼も厚い笠間検事長をトップに据え改革への反発を抑える一方、本命の小津検事長を本省と検察のパイプ役として最高検次長検事にあえて起用する。行政手腕が未知数の新総長を経験豊富な次長が支え、ツートップで危機を乗り切ろうという体制だ。

 前代未聞の不祥事には,空前絶後の人事非常最強態勢で業務の抜本改革で再発防止でないとねぇ。国民の信頼は地の底にまで落ちたのですから……。これで刑事訴訟法がまた部分改正されて,司法試験受験生の負担が増えても甘受しますから。