Fukushima 50

ニュース Fukushima 50に世界中からエール #jishin 2011.03.17 01:08
http://www.gizmodo.jp/2011/03/fukushima_50_jishin.html
>それ以降は、「まだ残っていたのか!」「なんてこったい」、「真のヒーロー」、「がんばれよ!」とネットはFukushima 50の無事を願うエール一色となっていますよ。
>Fukushima 50に直接取材は叶わない状況ですが、米CBSニュースのコンサルタントが友だちの東電社員に話を聞いてみたところ現場の友人は彼に、死ぬことなど恐れていない、これが自分の職務だ、と語ったそうです。
チェルノブイリ原発事故対策チームを率いたCham Dallas氏は、核エネルギー部門で働く人ならこんな返事が返ってきてもおかしくないと言っていますが、核安全管理の専門家Margaret Harding女史は「長くいればいるほど危険は高まる」、「それでも現場に残る、それでいくならいくまでだ、と彼らが言えるのはそれだけ気概がある証しだ」と話しています。

東京電力女子社員が実名で国民にコメント「彼氏は今も発電所で夜勤を続けてる」 2011.03.16 18:30:37
http://getnews.jp/archives/104814
大津波警報の中 夜中の3時で足元も見えないまま死ぬ覚悟で海の目の前での復旧作業…冷却機能のある機械は海側のため津波でやられてしまいなんとか復旧しようとみんな必死でした。みんな疲労と空腹と戦いながら足を引きずりながら作業にあたっていました。冷却機能を復旧できなければ第二原発も第一原発のような爆発が起きていました。それを防いで全号機冷温停止させたのも東電です。発電所を見捨てて逃げればこんな状況では済まされません。逃げずに立ち向かっているんです。

陸自160人決死の放水、15キロ防護服で接近
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110319-OYT1T00919.htm
>緊迫状況が続く東京電力福島第一原子力発電所自衛隊は、陸自中央即応集団(CRF)に所属する中央特殊武器防護隊(中特防)を中心に、被曝(ひばく)の恐怖と戦いながら、決死の作業を続けている。
>「隊員が行方不明」。事故の知らせにCRF司令部(東京・練馬)は凍り付いた。事故は隊員6人がポンプ車2台と四輪駆動車に分乗して現場に着いた瞬間だった。爆発した建屋と車両との距離は20メートル。吹き飛んだ外壁のコンクリート片が3台の車両を直撃、6人は大破した車からはい出し、自力で避難した。隊員4人が足の裂傷などのけがを負ったが、「外壁の破片が1メートルずれて落ちていたら、とても軽傷ではすまなかった」と陸自幹部は振り返る。
>CRF所属の第1ヘリ団(千葉)が、CH47ヘリ2機で計4回の空中放水を試みたものの、隊員が浴びる放射線量が多く、効果も限られていた。このため同日午後には、車両の中から放水できる特殊消防車による活動に切り替えた。
>隊員は戦闘服の上に粉じんやウイルスの侵入を防ぐ衣服を着用、その上から厚さ3ミリの鉛板が埋め込まれた約15キロの放射線防護服を着込んでの作業だ。
http://www.yomiuri.co.jp/zoom/20110319-OYT9I00918.htm

 ことの是非は別として,自分の命を危険に曝しても国難から同胞を救おうという,究極の決断に敬意を表します。(^^ゞ敬礼。映画のプロットによくあって感動を産みますが,それはあくまで映画の世界。東電職員や消防官や警察官や自衛官は,現実社会で直面して究極の選択を現実にしたのです。<(_ _)>

【映画の世界なら】
ハルマゲドン,インディペンデス・デイ,エアフォース・ワンディープ・インパクト,地球最後の日,日本以外沈没,ザ・コアザ・ハリケーン,バーチカル・リミッテド,宇宙戦争,カテゴリー6,バイオハザード史上最大の作戦(ザ・ロンゲスト・デイ),デス・ノート・ザ・ラスト・ネイム,蝋人形の館男たちの大和,理由・ジャストコース,K−19,アイガーサンクション,海猿・リミットオブラブ,アイランド,エイリアンvsプレデター,エグゼクティブ・ディビジョン,タイムマシン,タイムシーカー,ゴーストシップアンタッチャブルタワーリング・インフェルノ,……

 実際,セプテンバー・イレブンでは,倒壊するビルから多数の人を救助するため決死の覚悟で突入した消防士が多数犠牲となり,また,ユナイテッド93便の乗客全員が死を覚悟して,自機の墜落やテロで大勢の人命が損なわれるなら,とテロリストとフォークや消化器で立ち向かい,全員墜落死して守るものを守りました。美談や美化する気はありませんが*1,こういう究極の選択をするときは,類まれな勇気がいります。だから「ヒーロー」として感謝するのだと思います。

【現実が映画等になった例】*2 *3

*1:パパリンがヘリコ事故で一度は現地から「コード・ブラック・デクレア」(当時の米空軍のコード)という至急報が入ったので,遺族の心情が痛いほどわかり,ヒーローの事実をたんたんとお伝えするのが良いと思うからです

*2:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E5%90%8C%E6%99%82%E5%A4%9A%E7%99%BA%E3%83%86%E3%83%AD%E4%BA%8B%E4%BB%B6

*3:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%86%E3%83%83%E3%83%89%E8%88%AA%E7%A9%BA93%E4%BE%BF%E3%83%86%E3%83%AD%E4%BA%8B%E4%BB%B6