アキバの備忘録

さみしいけど…アキバの象徴、64年の歴史に幕
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20131130-OYT1T00073.htm
>東京・秋葉原電気街のシンボルの一つだった商業施設「秋葉原ラジオストアー」が30日に閉館する。
>電気抵抗部品などが一通りそろい、愛好家だけでなく業者も訪れる場所だったが、インターネットの普及などで買い物客が減り、64年の歴史に幕を下ろす。
>しかし、アニメやフィギュアの店が増えて秋葉原の街並みが変わるのとともに、ラジオ作りは廃れ、ネット通販も普及して来店者が減った。多くの店が周辺に本社機能を持ち、閉館の影響も小さいことから、竹村社長が各店に相談したところ、「さみしいけど仕方ない」と全会一致で決まったという。
>(2013年11月30日10時41分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/zoom/20131130-OYT9I00070.htm

 亡父との思い出がまたひとつ幕を閉じた。サミシス(T_T)。
 渡米前に連れられていったのがかすかな最初の記憶で,綺麗なお姉さんがビラを配っていたのをくぐり抜け,電車のガード下のゴミゴミしたところを1時間くらいつきあわされて子供心は不満だったが,2階の喫茶店●●●*1で約束のチョコレートパフェにありついたときは美味で不満が一変に消えた。
 ときは過ぎ,帰国してから行ってみるとアキバの周囲が再開発されヲタクの聖地が活気づき,メイド喫茶やアニメグッズが全盛となってHな街にシフトしてラジオ会館やヤマ●●電気が無くなっても,ガード下電気街は健在だった。少し離れたもう一つのガード下*2は最後の姿で,米軍払い下げ品を購入して予備役エクセサイズに備えた(最後のUSジャンク記念品●●ギア)。
 そして亡父の最後の入院前のたっての希望で車椅子を押して訪れた。車椅子ゆえにガード下の中は遠慮したが,通りに面した店でシロッコファンを二人で買った。「街並は変わっても独特の機械廃油くさい臭いは健在だ。」とほぼ全盲状態の亡父が呟いた。
 ハスカップ日記電子版(作成日不詳)に古い町並みが・・・