勾留と準抗告

 公務員に甘いとマスコミが言う検察庁裁判所のことだから,勾留せず在宅捜査に切り替えかと思ったら,身柄付き送致された某地検某支部は勾留請求し,某地裁某支部は即日勾留状発付……。しかも,その翌日には犯人の私選弁護人が準抗告して勾留状発付を争ったところ,翌々日に準抗告棄却(勾留継続)となったそうだ( ゚Д゚)ポカーン
 ローカルニュースによれば,事故の相手方から「お酒の匂いがする」と難詰されたとき「飲んでなんかいない。今話すことじゃない。」と酒気帯を否認するタンカ切ったそうだ。*1 実家で両親らと飲んでいて,カラオケに行こうという話になって,全員が酔った勢いで車に乗り込み*2,カラオケ店に向かう途中で対向車線にはみ出して,次々と対向車と衝突事故を起こしたらしい。ゴルァ!*3 取調べで「缶チューハイ2本くらいしか飲んでいない」と供述してるのに,呼気1ミリリットル当たり0.5ミリグラムを超えるアルコール*4が検出されたらしい。ゴルァ!

*1:勾留理由(要件)の罪証隠滅のおそれありどころか,もろに隠滅否認かな?

*2:同乗者全員が飲酒共同者なら口裏合わせの証拠隠滅はやりやすいだろう

*3:こういう事故パターンは酒気帯運転じゃなくて酒酩い運転(酔って正常な運転ができないおそれのある状態)という重い罪の方じゃないのかなぁ

*4:中程度から高度酩酊状態のはずで千鳥足でもおかしくない数値らしいです