人生進路で思い惑う

 今後の時代背景の経緯を予測すると,スペシャリスト&ゼネラリストがサラリーマン(被用者)の生き残る術のような気がしてきました。

職場を生き抜け!【第122回】残るも地獄、出るも地獄のリストラ
〜「プロフェッショナルであれ!」路線は通用しない〜 2010年7月14日
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20100714/236532/
>事業戦略と人事戦略の一体化が進むと、ほかの部署への異動が難しくなります。そして不採算部門だからということでリストラが始まることがあります。「プロフェッショナルであれ!」路線は、そんな時にあまりに無力です。仮によその会社に行っても、「自分の力を汎用化させる力」「社会性」「職場で生き抜く技術」「インフラを作る力」を持ち合せていないと、同じことを繰り返すでしょう。これらの力は会社員が身につけるべき力のベースにあるものであり、基本なのです。
>林さんの指摘するような雇用責任を果たす会社ならば、どのような状況になっても今回紹介した「自分の力を汎用化させる力」「社会性」「職場で生き抜く技術」「インフラを作る力」などが生きてくるはずです。これらの力こそが、会社員に求められているのです。それを伝えたくて、この連載を書き続けています。

職場を生き抜け!【第123回】リストラに文句があるなら、起業しろ!
〜この言葉のベースにあるものに注意〜 2010年7月21日
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20100721/237706/
>これは、皆さんにとって遠い話ではありません。じつは足元に迫っている問題です。90年代末からの有識者や経営者の発言を分析すると、「会社にぶら下がるな!」とか「プロフェショナルであれ!」という言葉の真意は、日本の会社員を作家やライターのような「使い捨て可能な人材」にしていくことにあるように私には思えるのです。
>事実、それを裏付けるようにこの10数年間、慢性的なリストラが行われています。しかも、前回紹介したように40歳以上という年齢ではなく、不採算部門を根こそぎ切る本格的なリストラになりつつあります。そして、正社員の法的な保護は本来厚いはずなのですが、解雇にする数が次第に増えてきています。