外国の誘惑のかほり

 私の家系は,外国行のDNAかほりがする。曾祖父はシベリア出兵したし,祖父はイギリス企業留学し,亡父は家族ごとアメリカ長期出張したし,伯父叔母従兄では,単身欧州某国へ家出してコンサートマスターの称号とXXXピアノを担いで凱旋帰国したり,学者の常で東南アジア某国へ留学したり,1年の半分以上をアフリカ某国へフィールドワークにでかけている,なんて感じだ。
 そのせいか,私がまだ医学部受験を目指していたとき,亡父は,教会の奨学金が内定した某国とペプ先生夫婦が身元保証してくれた米国へ私を高卒から直で大学留学させることを真剣に検討していたようだ(国内某国立系某医学部1次試験に僥倖でパスしたので流れたがw)。*1
 だけど,滞米中も,目的意識なくアメリカへ語学留学や観光ビザでバイト遊学して,日本総領事館や現地警察官の世話になった甘ちゃん日本人を結構目の当たりにしているので,留学に甘い夢は抱いていない。外国へは,観光文化吸収で自腹の短期で行くか,奨学金や長期調査研究の試験をパスして公費の長期で行くか,のどちらかだ。
 私にも,可憐な若者らしい無謀な夢(妄想)がある*2。世界をまたにかけてメディカル・リーガル・リスクス・マネジメントの仕事を一生に一度はしてみたい。訴訟攻勢から医療関係者防護(事前予防・事際対処・事後処理)の仕事に一生を捧げ,もって日本と世界の公益に貢献したいのだ。*3
 パリのアパルトマンに住んでソルボンヌ大学に通いながら,アルセーヌ・リュパンの足跡をたどるプティ旅行する,ファッション雑誌のようなヘアカットスクールにダブル通学する,ルーブル美術館を心ゆくまで堪能する,アルル地方をふらりとマタ〜リとバカンスする……そんなパリジェンヌもどきの生活もしてみたいです。(゚Д゚)マヂデス
 今の社会情勢や経済情勢は,そんな無謀な夢や妄想を一蹴する状態だけど,夢は持ち続けたい。そんなときに聞く歌。

*1:そして,私が法学部に文転して2次試験から逃散したため幻と終わった(^^ゞポリポリ

*2:お忘れの方も多いでしょが(苦笑,これでも若干二十歳の銀髪脱色乙女ですってば

*3:もちりん,目標途上で倒れ能わなかったパパリンの夢をかなえたいファザコンの動機が大きいけど(^^ゞポリポリ