親方鶴丸労組の人権侵害

個人情報をリスト化、JAL労組に賠償命令
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101028-OYT1T01118.htm
>判決によると、同労組は1996年頃から、勧誘などのため、非加入の客室乗務員らの個人情報を収集し始め、2007年に発覚するまで計9862人分のリストを作成。容姿や思想信条、性格、家族構成や宗教、支持政党、病歴などが項目別に記載されていた。

 個人情報に代表されるプライバシーの権利は,時代を経て,単に「一人でほおっておいてもらう権利(the right to be let alone)」から自己情報統括権(自己の個人情報コントロール権)という理解に拡大しました。こういう人権侵害は公権力がするのが普通ですが,大企業や巨大組織は公権力に準じた社会的影響力を行使できますので(企業城下町が典型),個人の人権侵害よりも大企業や巨大組織の人権侵害に厳しい目を向けたいと思います。準公権力行為という感じで。
 それにしても,ここへ来て難問山積が百花騒乱した状態のJ'A`Lは,本当に再建できるのか不安です。亡父が愛したエアラインだけに。