ドクヘリ生体移植の連携

生後13日目の男児に生体肝移植 熊大付属病院 2011年01月21日
http://kumanichi.com/news/local/main/20110121009.shtml
男児は昨年11月2日、大分県別府市で生まれた麻生隼汰[しゅんた]ちゃん。肝不全で昏睡[こんすい]状態になったため、大分市内の病院から同県の防災ヘリで熊本大付属病院へ搬送された。
>11月15日に手術を行い、猪股裕紀洋院長らが執刀。父親の慶一さん(28)の肝臓の一部を移植した。慶一さんからは200グラムほどの肝臓を摘出したが、体が小さいため、機能を残したまま98グラムまで削って移植する難しい手術だったという。手術時の隼汰ちゃんの体重は2644グラムで、手術は合わせて約12時間に及んだ。
>猪股院長は会見で「生後間もなくであっても、生体肝移植で救える例があることを知ってほしい」と語った。慶一さんは「同じ病気で苦しんでいる患者さんのご家族がいるのであれば、絶対にあきらめないで」とコメントを寄せた。

 院長先生の姿勢とコメントに感動を覚えました。寸刻を争う組織適合検査〜長時間のマラソン手術まで,従事した医療関係者の不眠不休で人智を尽くした努力の成果だと思います。院長先生の「絶対にあきらめないで」という言葉が印象的でした。*1

*1:パパリンがDOA(古語:デッド・オン・アライブ;臨死状態)で担ぎこまれて緊急手術に臨むとき,「(ウイ/ユー・)ネバー・ギブアップ」「ゴッド・ブレス・ウイズ・ユー(おそらく複数のユー)」と口ぐちに(パパリン本人や私達家族に)声をかけてくれたドクターや軍高官の姿とダブります。白衣ならぬ緑衣とネイビーブルーの制服が鮮烈でした。私にとって緑衣手術着と海軍軍服は天使の制服です。おそらく,それで今も制服フェチヲタです(^^ゞポリポリ