インターネット民主主義

政権退陣求めデモ スーダン、警官と学生衝突 2011.1.30 22:22
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110130/mds1101302223016-n1.htm
>学生はインターネットの交流サイトを通じ「スーダン国民はもう黙っていない」などと反政府デモを呼び掛けた。近隣のエジプトやチュニジアの情勢に触発された動きとみられる。
>30日には南部の分離独立の是非を問う住民投票の暫定結果が発表され、南部が独立に向かうことが決まった。

大統領、軍指導部と協議=首都広場でデモ続く−アルジャジーラ活動禁止・エジプト
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011013100009
>エジプト当局は同日、中東の衛星テレビ局アルジャジーラの活動を禁止した。同テレビによると、エジプトは自国の人工衛星の放送信号を停止した。インターネットの遮断に続き、メディア統制が一段と強まった。

イエメンで大規模反政府デモ、チュニジアから波及 2011年01月28日 12:14
http://www.afpbb.com/article/politics/2783766/6738089?utm_source=afpbb&utm_medium=topics&utm_campaign=txt_topics
>首都サヌアSanaa)では4か所で野党勢力主導の抗議デモが行われ、参加者らは口々に「30年も政権に居座れば十分だ」「(チュニジアのベンアリ前大統領は)たった20年で去った」などのスローガンを声高に叫んだ。
>1978年から政権の座にあるサレハ大統領は2006年、任期7年で再選された。現在は、終身大統領制を可能にする憲法改正案の審議が議会で進んでいるが、野党は反発している。(c)AFP/Hammoud Mounassar

 「絶対的権力は絶対的に腐敗する」そうですが,長期政権の是非はさておき,国家やマスメディアと一般国民の情報非対称性は,マスメディア社会と言われていました。それが,インターネットを介した携帯メールやツイッターで非対称性が崩れて,国民が情報主人公の地位をインターネット経由情報で獲得した民主主義かもしれません。
 それを嫌う一部の国家が,インターネットを遮断したり,マスコミ報道を禁止・自粛通達したりするのでしょう。「表現の自由」が立憲民主制過程に不可欠な「最優越的地位」を有するのも頷けます。