最悪は大量殺人既遂

診療室放火容疑、男を逮捕 患者ら52人避難 大阪 2011年3月4日
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK201103040050.html
>……火は約30分後にほぼ消し止められた。出火時、同クリニックには6階の診療室などに患者36人とスタッフら16人の計52人がいたが避難して全員無事だったという。

 多数人が就寝や透析治療中だと,放火で緊急に避難するのが困難なので大量殺人に行きつきます。大阪ネットカフェ個室ビデオ放火16人焼死事件の犯人は一審死刑になっています↓。
 どちらも逆恨みというか(準)無差別殺人に等しく,被害に遭われた方や遺族はたまったものではありません。やむにやまれぬネットカフェ難民多数が細々と暮らすところで放火なんて死刑……まして,健康を回復して命を長らえる診療所放火なんて,未必の故意の多数殺人未遂でも,それだけで治安上も医療機関防護上でも,死刑でいいような感じがします(論理ではなく感覚です)。

大阪個室ビデオ店放火事件
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E9%98%AA%E5%80%8B%E5%AE%A4%E3%83%93%E3%83%87%E3%82%AA%E5%BA%97%E6%94%BE%E7%81%AB%E4%BA%8B%E4%BB%B6
>……同店には32室の個室があり、出火当時26人の客と3人の店員がいたが、……意識不明の重体だった男性客が入院先の病院で死亡し、事件の犠牲者は計16人となっている。……
>……戦後日本において起訴された事件で一人の人間が一日で犯した殺人による死者16人は過去最悪の人数である[8]。
>被告は公判では供述を一転させ「火は付けていない」と無罪を主張したが、2009年12月2日、大阪地方裁判所は求刑通り死刑を言い渡した。
>2010年11月30日、大阪高等裁判所控訴審の初公判が行なわれ、弁護側が自白は「警察官から怒られて怖くなったため」などとして自白調書に任意性や信用性はないと述べるとともに「火元は被告が使っていたのとは別の部屋」として無罪を主張した。
>[8]この事件までは、戦後日本においては1948年に発生した帝銀事件の死者12人が最悪であった。