高齢化社会の現実orz

65歳以上、過去最高の23% 30代女性未婚率も記録更新 国勢調査速報 2011.6.29 21:14
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110629/plc11062921160023-n1.htm
>速報によると、総人口は1億2805万人で前回調査(17年)から0.2%増だった。65歳以上の人口は2929万人となり、高齢化率は17年比2.9ポイント増。ドイツ、イタリア(いずれも20.4%)を引き離し世界最高水準を維持した。逆に、年少人口の割合はドイツ(13.5%)やブルガリア(13.7%)を下回り世界最低水準だった。
>世帯構成別では、単身世帯(31.2%)が、夫婦と子供の世帯(28.7%)を初めて上回った。65歳以上の1人暮らしは457万人で、調査開始以来初めて400万人を突破。特別養護老人ホームなどの施設入所者は121万人に達し、17年の1.5倍に急増した。
>出産適齢期後半にあたる30歳代から40歳代前半の女性の未婚率も過去最高となった。35〜39歳女性は22.4%で10年前(12年)と比べて8.4ポイント増。40〜44歳で7.9ポイント増(16.6%)、30〜34歳で6.8ポイント増(33.3%)だった。

 日本は,「有史以来最高速の高齢化の進行へ突入して,昭和100年には稼働人口2人で高齢人口1人を支える世界」*1が,いよいよ現実の問題となりました。
 私が,滞米中にビデオで見た「Little house on the Prairie(NHK邦題:大草原の小さな家)」*2というクラシカルなアメリカン・アットホーム・ドリーム・ファミリー像からは,アリエネー数字が羅列されたサンプリング統計数値が並んでいます。後期出産適齢期(後期クリスマスケーキ世代w)の独身率もアレマーですけど,それは置いても,社会的経済的効率が全ての面で劣る単身世帯が家族世帯を上回るという北欧並みの時代に突入しています。特に高齢単身世帯は,自立自活性が身体能力からみて低い人の単身ですから,医療・福祉・公的扶助など全ての面で国家負担は加重となります。