大人と子供

いじめ被害・高2への自主退学要請、学校が撤回*1
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120817-OYT1T01234.htm
仙台市の私立高校2年の男子生徒(16)が、たばこの火を腕に押しつけられるなどのいじめを受けたとして仙台東署に被害届を出した問題で、同校は17日、男子生徒の両親と面会し、男子生徒に自主退学を要請していたことを撤回すると伝えた。
>両親によると、学校は撤回の理由を説明しなかったという。男子生徒は今月3日、学校側から、「傷痕でほかの生徒に動揺を与える」などとして退学を求められていた。同校の教頭は17日、読売新聞の取材に対し、「今は何もお答えできません」と話した。(2012年8月17日21時17分 読売新聞)

《いじめている君へ》春名風花さん
http://www.asahi.com/special/ijime/TKY201208160557.html
>■君、想像したことある?
>けれどぼくは、ぼくがいくら泣こうが、本当に自殺しようが、その人たちが何も感じないことを知っている。いじめられた子が苦しんで、泣いて、死んでも、いじめた子は変わらず明日も笑ってご飯を食べる。いじめは、いじめた人には「どうでもいいこと」なんです。
>いじめを止めるのは、残念ながらいじめられた子の死ではありません。その子が死んでも、また他の子でいじめは続く。いじめは、いじめる子に想像力(そうぞうりょく)を持ってもらうことでしか止まらない。
>いじめゲームをしている君へ。
>想像してください。君があざ笑った子がはじめて立った日、はじめて歩いた日、はじめて笑った日、うれしくて泣いたり笑ったりした人たちの姿を。君がキモいウザいと思った人を、世界中の誰(だれ)よりも、じぶんの命にかえても、愛している人たちのことを。
>そして、その人たちと同じように笑ったり泣いたりして君を育ててきた、君のお父さんやお母さんが、今の君を見てどう思うのか。
>それは、君のちっぽけな優越感(ゆうえつかん)と引き換(か)えに失ってもいいものなのか。いま一度、考えてみてください。(はるな・ふうか=タレント)

 私も帰国子女として*2オトコオンナとして*3帰国してから高校まで長い間イジメられました。ワッツ・ザ・ヘル・ワー!という毎日もありました。そんなとき学校はどこでも「イジメられる方にも問題・原因がある」とブレークイーブンに持ち込んで蓋をしようとしました。そんな教育関係者に子供タレントの珠玉の言葉を贈ります。(゚Д゚)マヂデス。

*1:http://www.kahoku.co.jp/news/2012/08/20120809t13025.htm「被害生徒に自主退学を勧め、受け入れないと退学処分にする方針を伝えた理由について、同校は「根性焼きの痕を見た生徒の意見を踏まえた」と説明した。処分は生徒らの不服申し立てを受け、保留になっている。」

*2:帰国子女仲間でイジメを経験してない子は皆無でした。みんな「早く日本を出たい**国に戻りたい」という子ばかりで,実際,既に5分の2くらいが高校卒業から大学進学ころに日本を脱走逃散しました

*3:女らしい美形女性の帰国子女も醜悪なイジメで顔にモヤバンされそうになりましたから,オトコオンナは関係ないかもしれませんw…笑えない…