不規則発言ことヤジ

東京都議会:ヤジ巡る決議案三つ 最終日に幕引き?
毎日新聞 2014年06月25日 00時19分(最終更新 06月25日 01時06分)
http://mainichi.jp/select/news/20140625k0000m010155000c.html
>東京都議会でみんなの党会派の塩村文夏議員(35)が女性蔑視のヤジを浴びた問題で、都議会は24日の議会運営委員会で、信頼回復を目指す決議を25日の定例会最終日の本会議で採択することを決めた。決議は全会一致を原則とするが、会派間で内容や表現の調整がつかず、三つの案が提出され、最大会派の自民党など5会派が共同提出する決議案が可決される見通し。「早く結婚した方がいい」というヤジを認めた鈴木章浩議員(51)=都議会自民党を離脱=以外の発言者の特定は求めない内容で、真相解明に至らないまま幕引きを図る。

 法廷でやったら,即時注意や退廷命令(廷吏が即時強制執行)ですが,場合により監置(処分)*1で身柄を拘束されます(同様に廷吏が即時強制執行)。
 どっちにしろ,不用意な発言は,現実社会でもネットでも,炎上命取りになります。それは「もの言えば唇寒し」だけではなくて「表現の自由憲法21条)」に内在する外部的行為の他者への影響責任(法益侵害帰責)だと思います。<(_ _)>
 それに,確信犯的発言(確定故意)でも,不用意な失言勇み足(重過失?)でも,被害者の受ける痛み(法益侵害:結果無価値)は,発言者の意図や故意過失(行為の主観的要素:行為無価値)に関係なく発生することを肝に銘ずるべきだと改めて実感した次第です。