激動の1年

 私の身の上にも,日本の社会にも。一介の法学部女子学生(しかも制限行為能力者w)には,荷が重いけど。こんなとき,次の亡父のマンガの言葉が私を励まします。*1

>どんなに絶望が巨大でも,
>それを圧倒する希望を打ち立てる意志の力,
>私はその力を維持し続けたことを誇りに思う
出典:原作雁屋哲・作画池上遼一『男組』6巻43頁,小学館(昭和50年)

 けれども,それは,けっして現実逃避の夢想となるものではありません。*2

>「もしあなたが天国ばかりに目をすえて
> けっして地上を見ないなら
> あなたはきっと地獄行き」
>(オースチン・オマリー)
出典:手塚治著『ブラックジャック』10巻「U-18は知っていた」秋田書店(1977年)

 そして,力んで過剰防衛になってもいけませんね。*3

>打たれまいとする,凝り固まった姿勢ほど,もろいものはない
>打たれてけっこう,いやもう一歩進んで打ってもらおう
出典:原作梶原一騎・作画馬場のぼる巨人の星』8巻150頁,講談社(昭和44年)

*1:私はパパの変人教育のため,人生訓は聖書よりマンガが先行シマスタ

*2:このオースチン・オマリーの言葉は,ブラック・ジャック名言集にリストアップされる方が多い

*3:多少の向う傷を覚悟した方がベストという意味でもあるでしょう