いいとこあるじゃん

 この吉報は昨日深夜にバイトが終わって私が溜まったメイルを読んでいてもたらされました。彼女からは,2週間前に「卒論のつもりでレポート出して主任教授に出したけどダメみたい。奨学金がダメなら私退学するしかない。」という話を聞いたのが最後でした。その後,彼女が落ち着いたら話そうと思ってたけど,お互い忙しくて電話できませんでしたが,そういえば「オリジナル論文の電子的証明」というファイルをメイル添付で送信したことがあったなー。彼女のダイバート人生進路の就学活動に必要なものだとばかり思ってました*1。彼女は「私が心配し倒して迷惑にならないように」ずっと黙っていたそうです。*2
 実質1週間で進級判定を覆すなんて,XX大学もいいとこあるじゃん(^-^)/ おまけに学科長から,「君,研究者にならんか。僕が推薦するよ。その気があるなら,学費は育英会のケチな貸与じゃなくて,給付型の■■■■奨学金をとれるように学部長にかけあってあげるから。」と言われたとのこと。この話を聞いて一番喜んだのが,寝たきりの彼女のお母さん。
 これ以上は,彼女の個人情報保護で書けませんし,学科掲示板にも,「2年生進級を認める者」のリストに彼女の名前が単に追記されるだけですから,知らない人が掲示板を見ても「追試が通った人ね」で終わりでしょう。ですが,苦学している人の励みになればと思い,したためさせていただきましたm(_ _)m。いま,彼女は,眠い目をこすって,膨大な奨学金申請(延長?)書類や進級書類の山と格闘しているはずです。山動く……。

*1:3月17日付け備忘録の典拠となった事実ですた。「ついに彼女が退学を決意したのか」と早とちりしますた(^^ゞポリポリ

*2:実は生活費稼ぎの書き入れ時が私の試験休みと春休みなのです