リスクス・マネジメント調査

 もちろん病院再生や医師派遣紹介を真っ当なビジネスモデルとして,立派な成績をあげている方々も少なくありません。そこで,詐欺師と真当者を鑑別するため,過去の実績の「当事者医師及び所在医師会の双方」にとりあえず電話で確認するのが大事だと思います*1。同業のお医者様や医師会であればそこでも嘘や騙しが入る可能性は低いですから。そして,ウラトリ・ダブルチェックのため,当事者医師だけでなく医師会へも確認するのが大事だと思います*2
 これは,「当事者及び現地の業界団体」のダブルで初期身元チェックするリスクス・マネジメントの基本のキだからです。本当は,その後に現地見聞(/検分/見分)主義といって,調査担当者を密かに現地へ派遣して,その個人や組織の周囲の評判を集める*3,という次の調査手順に移るのが常道です。
 個人宅や組織なら,出前宅配で出入りするソバ屋,寿司屋,宅配ピザ屋なら,出前宅配の頻度や1回当たりの売上増減で,結構わかるそうです。組織オンリーだと,周囲の飲食店で組織内の人が食事時のつぶやき噂話や食事内容,出入業者なら納品や支払の増減や決済内容で,かなりわかるとか。
 一発で判るのは,そもそもそんな組織の事務所が実在しなかったw(゚o゚)w,秘書代行電話だけが実態,夜逃げした直後,移転先は規模縮小(汚いビルの一室にバイト事務員一人),なんてのもたまにあるとか。

*1:電話に誰も出ないことが多い,必ず転送電話の呼び出し音が鳴る,電話番号が使われていないw(゚o゚)wということだけでウソやぁゃιぃが見抜けることもあります

*2:被害に遭った地元の業界団体は何年も覚えていることが多いそうです

*3:出入業者や周囲の飲食店の噂が内外を問わず正鵠を得ているそうです。米国やスゥエーデンというか世界的に有名なピンカートン探偵社の初期調査マニュアル(フェーズ1シークゥエンス・マニュアル)で有名