そこでラビ(律法学者)のジョーク

小金持ちのユダヤ人が天国に行きたくて,ユダヤ教のラビ*1カソリックの神父,プロテスタントの牧師,イスラム教のウラマーを呼んで布施を与え,臨終儀式に臨んで棺に納められた。聖職者*2たちは布施の1割を天国に送ることを約した。神父と牧師とウラマーがそれぞれ1万新シェケル*3を棺に納めた。ラビは4万新シェケルの小切手を棺に納めて棺の中から3万新シェケルの釣銭をもらった。
出典:ハスカップ・メモランダム・ジョーク編

 このジョークは,亡父が滞米中にXXXシナゴーグ*4のラビから直接教わったんだそうです。ラビが教えること自体が,実は(自虐的)ジョークだったのかも知れません。
 これには亡父の下の句が記載されていました。

しかし,小金持ちのユダヤ人は4万新シェケルの小切手を受け取れなかった。小切手は間違いなく天国に届いたが,小金持ちのユダヤ人は地獄に行ってしまったから(爆。

*1:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%93

*2:イスラム教に聖職者はいないことになっていますが,指導者とウラマーが実質的な聖職者です

*3:1新シェケルは約30円くらいです

*4:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%8A%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%82%B0