法務大臣舌禍辞任

2010/11/22 13:21 柳田法相辞任−失言への追及は国会質問より厳しかった
http://jp.wsj.com/japanrealtime/2010/11/22/%E6%9F%B3%E7%94%B0%E6%B3%95%E7%9B%B8%E8%BE%9E%E4%BB%BB%EF%BC%8D%E5%A4%B1%E8%A8%80%E3%81%B8%E3%81%AE%E8%BF%BD%E5%8F%8A%E3%81%AF%E5%9B%BD%E4%BC%9A%E8%B3%AA%E5%95%8F%E3%82%88%E3%82%8A%E5%8E%B3%E3%81%97/
>14日に国会答弁を軽視するような発言をした後、1週間謝罪を続け、必死に辞任を回避しようとしてきた。昨日は会見まで行って辞めない意向を示していた。だが、野党がきょう、同氏の問責決議案を参院に提出する方針を固める中、補正予算審議への影響を考慮し、辞任に追い込まれたもようだ。

 公的重要な立場の人は,身内の冗談でも本音の公的答弁でも命取りになる厳しいお仕事です。↓は,いずれも当時の新聞の切り抜きで著名失言舌禍事件だったようです。

  • 昭和46年1月18日地元演説会・K法務大臣「予算トコロテン方式,ゼロに等しい野党」
  • 昭和50年5月7日参院決算委員会・I法務大臣憲法は欠陥が多い」
  • 昭和54年11月9日就任記者会見・K法務大臣「R事件被告人の青天白日を念願」
  • 昭和55年9月2日民法TV・O法務大臣憲法発言の言論封殺,罷免要求で脅迫」

(以下略)

 そして同時進行も……。

飲食店で「セックス!」自民県議が大ひんしゅく (2/2ページ)2010.11.21 10:00
http://www.sanspo.com/shakai/news/101121/shc1011211001000-n1.htm
>【トホホ取材記】柳田稔法相(56)や仙谷由人官房長官(64)らの不見識な発言に対し、攻勢をかける自民党だが、永田町の騒ぎをよそに千葉市内では、ベロンベロンに酔っぱらった男性県議が飲食店内で卑猥(ひわい)な言葉を連発、大ひんしゅくをかっていたのだった。
>……有権者がその体たらくを見たら、どう感じるか想像できないのだろうか。国会議員だけでなく、県議、市議、区議に至るまで、議員と名の付く人たちは、市民から常に注視される「公人」であることを再認識すべきではないだろうか。(佐藤修

 前にも書きましたが,私には乙女らしからぬ失言や舌禍癖があり,老大学教授からイケメン同期までドン引きされたことがあり肝に銘じてます。これは亡父のDNAらしく上記の新聞の切り抜きは亡父のメモランダムからの引用です。*1
 今は大学生だからとまだ世間から大目に見られても,社会人となったら,失言や舌禍は,対外的なら取引停止で勤務先に大損害を被らせますし,対内的なものでも組織統制やモラールを乱して,いずれも懲戒処分を受けるリスクがあります。

*1:若い時のパパリンは,上司の係長や課長と大喧嘩して掴み合い寸前となり(実際したかな?),課内限りの厳重注意処分を何度も受けたようです。相手の課長や係長も自己の部下管理責任を問われかねないので内規に基づく懲戒の注意処分ではなく「課内限り」の厳重注意で収めたんだとかw