暴力と民主主義

頭部撃たれた米女性議員が復帰 「勇気の象徴」と総立ちで歓迎 2011.8.2 13:13
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110802/amr11080213140002-n1.htm
>事件後、議場に姿をみせるのは初めて。ペロシ下院院内総務(民主)が涙を浮かべながらギフォーズ議員を「勇気の象徴」とたたえると、議場の両党議員は総立ちで拍手を送った。
>ギフォーズ議員は計6人が死亡した銃撃事件で暗殺の標的にされ、頭部を撃たれて一時は生存が危ぶまれた。その後に奇跡的な回復力をみせたが、利き手の右手など右半身が不自由なまま。短髪に眼鏡をかけ、同僚の拍手に左手を振って笑顔で応え、「ありがとう」と何度もつぶやいていた。

 言論の自由とくに政治的表現の自由が,暴力やテロや暗殺で封殺されたり侵害されたり威嚇ですらも許容・黙認・逃散したりしたら,それは自由と民主主義の自殺です。これは現代立憲民主制過程の当然の帰結です。その危機感を感じるから超党派でスタンディングオベイションとなったと思います。