どくとるマンボウ天国紀行

北杜夫さん死去】重厚な純文学と、ユーモア作品が同居 2011.10.26 13:26
http://sankei.jp.msn.com/life/news/111026/art11102613280007-n1.htm
>近代短歌を代表する歌人を父に持ち、躁(そう)鬱(うつ)病にも悩まされた。それでも鬱期には重厚な純文学、躁期には「どくとるマンボウ」シリーズを初めとする肩肘張らないユーモア作品を…と、自在に書き分け、既存の文学の枠を超えて愛された。
>純文学作品でも高い評価を得た。出世作「どくとるマンボウ航海記」を刊行した昭和35年には「夜と霧の隅で」で芥川賞を受賞。 長篇「楡(にれ)家(け)の人びと」は、三島由紀夫に「日本で初めての市民小説」と高く評価され、多くの読者を獲得した。
>著作は約130冊。鬱屈を抱えながらもエッセー、小説を問わず、作品の根底には人間へのやさしいまなざしがあった。「人間という生物は、好奇心が強く奇妙な、なかなか面白いものとも思っている」。変わらぬユーモア精神を物語る言葉といえる。

 亡父が愛してやまなかった北杜夫さんが天国へ旅立ちました。
 ご冥福をお祈りします<(_ _)>。
 天界で待ちわびた狐狸庵山人先生とマンボウvsぐうたら問答を再開していることと思います。