スマホはパソコンです!

スマホ情報流出、アプリ作成者を警視庁が特定へ
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120414-OYT1T00436.htm
スマートフォン(高機能携帯電話)の電話帳に登録された個人情報を外部に送信してしまうアプリが出回っていた問題で、警視庁が情報収集を始めたことが、捜査関係者への取材でわかった。
>情報セキュリティー会社「ネットエージェント」(東京)によると、問題となっているのは、人気ゲームなどを動画で紹介するアンドロイド用の無料アプリ。ダウンロードして起動すると、電話帳に登録した個人名や電話番号、メールアドレスなどの個人情報が外部に送信される仕組みで、少なくとも16種類が確認された。これらのアプリは13日に削除されたが、流出した個人情報は数百万人分に上る可能性があるという。
>(2012年4月14日19時37分 読売新聞)

 亡父とキメイラおじ様から,コンピュータネットワーク(インターネット)の徹底的なセキュリティ教育を仕込まれたため,スマホツイッターもやってなくて大学ではレガシーガラパゴス扱いされています。でも,スマホツイッターもセキュリティがダサダサで怖くて使えないんです。
 なんて思ったら案の定。クラシック形態携帯はネット接続も使えるアプリも極めて限定的な無線電話機でしたが*1,言語仕様が違うとはいえ,スマホは立派なパソコンで電話機能はオマケ感覚です。というか,電話機能だってインターネット経由で無料通話アプリが出回るくらいで,メールやツイッターやSMSネットサーフィンやら,ネトゲやら,電子辞書や電子書籍のダウソやら,をメインに通勤通学で使っている人ばかりです。
 情報漏えい入門の初歩はスマホから,という時代がすぐ目の前に来ている感じで日本の通信環境保全の先行きが不安です。*2
 最悪の選択は,スマホのメール経由で日常家庭問診(バイタルデータ授受)したデータをクラウドで保存することかも知れません。

*1:それでもスペイン製ウイルスや110番自動架電ウイルスは跋扈したようです(汗

*2:ここでもローコスト利便性と安全性とがトレードオフになっていると思います。古くはWinNTがガチガチのリングプロテクションを導入しながら「遅い!」といってバイパスするソフトが多かったのも頷けます