2010-02-25から1日間の記事一覧

自然法則が根拠(2/26追記)

しかし,それでも自然法則の支配下に我々や当為法則(法律や判例)はあると思います。救護義務の規定の根拠(立法事実・提案根拠)となったのは,「統計学的に処理すると,時速40kmで人を跳ねると骨折以上の重傷となり,時速80kmとなればまず即死と…

ひき逃げ(2/26追記)

本件米国人のトンデモ弁解はおいておいても,日本の「ひき逃げ」という「不救護」犯罪は,原則として運転手の過失と無関係に成立することです。過失は刑の加重事由でしかありません。しかも,単なる同乗者でも救護義務が発生するのです。 【道路交通法】 (…

日本特有(2/26追記)

日本の交通事故民事賠償責任は,不法行為責任(民法709条)の特則として,自動車損害賠償保障法で定めれられており,加害者の責任の加重と被害者の負担軽減それに公平の見地から制度を担保する強制保険が定められています。 【自動車損害賠償保障法】 (…

万国共通(2/26追記)

>過失相殺 >過失相殺(かしつそうさい)とは、沿革はローマ法に由来し、債務不履行または不法行為責任が成立し、損害賠償の額を認定するに際し、債権者(被害者)側の「過失」も一定の割合において認められるとき、その旨を考慮し損害賠償額を減額すること…

法文化の違い

自然科学に国境はないが(「慣性力は質量の半分と速度の二乗に比例する」は万国共通),当為法則は地域や部分社会で異なる文化です。お怒りにならないで読んでください。米国滞在経験がある方なら「そういう米国人もいるよね。」と思うかと。 ひき逃げの米兵…