2009-11-09から1日間の記事一覧

分析文責補遺

「お前の文章はオンナノコの片鱗もねーぞ。」とネット受験サークルの自称同僚から突っ込みメイルがキタ━━(*∀*)━━!!!キター ヒソヒソ( ゚o゚)ヤダァ(゚o゚ )ネェ、キイタ?( ゚o゚)オクサン(゚o゚ )アラヤダワァ アノネ・・・(ノ゚o゚)イチオウキョニュウノオンナコダッテ これってセクハラかどうかは別として,…

期待可能性

この期待可能性は,もろに責任的故意の要件でもあるし,もろに責任的過失の要件でもあるとされている。*1 ことに過失では,予見可能性と回避可能性の判断基準が客観的一般的をMAXとするのは,期待可能性が背後にあって「法が不能を強いらない」からであり…

責任規範

責任が主観的属人的判断だとしても,その判断基準は法的判断だから,規範的に行うべきであって(規範的責任論),法は許された危険としての決定規範として作用するから,最大限度でも業界平均人や一般通常人を要求するにとどまる。法は道徳律や宗教規範では…

責任の本質

初学者がケースメソッドにハマると夜も寝れなくなるから*1 *2,こういうときは,「本質論(根本規範;根幹部分)に立ち返るとええねん。」だそうだ。 そもそも,責任の本質は,「非難可能性」であり,その判断の基礎に何を求めるかで,道義的責任論(行為責…

責任は主観的・属人的要素

しかし,(3)「有責」つまり「責任が有る」という判断は,こうはいかない。脳梅毒による脳実質の病変で心神喪失かどうかは,外形的行為からは一見して判らず,昔ならドタマをカチ割って大脳の病変部を調べなければ判らないからである。*1 つまり,全く同じ犯…

責任考

犯罪とは,(1)構成要件に該当する,(2)違法,(3)有責な,行為である。 (1)構成要件に該当するとは,刑事法が犯罪と規定する要件に,形式的かつ実質的に当てはまる行為をいい,(2)違法とは,社会的倫理規範に反する法益侵害の危険な行為をいう。 ここまでは,…